2024/12/26
さすが志村けん!
浜ちゃんは腿上げ、志村けんは提膝。
股関節をちゃんと折り曲げられるかどうか。
https://youtube.com/shorts/ag2d3Jwmvpo?si=Mls5xH3HA0KrtY7W
2024/12/21
今年のレッスンもそろそろ終わりに近づいた。
レッスンメモを少し。
頭に浮かんだ順。
①引き上げ
どのくらい引き上げるのか? 踵を持ち上げた状態(爪先立ち)で安定させる。できれば両足を交差した状態で。うまく導いて上げると臍下に力が集まるのが分かる。それが(中)丹田。それから踵をゆっくり下ろしていく、丹田が消えないように。地面に足裏が全部ついてもその状態が保持できていると、地面からの反発力を得る感覚が得られる。
恥骨側を引き上げれば、背中側は気が降りる。順回転になる。
女子は意識的に恥骨を上に上げるようにする。
ちなみに、虚歩は爪先立ちだ。
爪先立ちという言い方は正確ではないが、踵を上げても、踵と母指球、小指球の三点を使って立っている必要がある。(参考のyoutube動画あり)
②重心の移動
足首の背屈の状態から足裏を地面につけていく。そのような動作は歩行時に限らず太極拳の時にも頻繁に出てくるが、背屈の状態の時は足首を開いて指を開く。そこから足裏を順々に地面につけていくと勝手に重心が移動する。
あるいは、脛の骨、あるいは大腿骨の入れ替え運動をしっかりする。これはここでの説明は割愛。脛の骨がしっかり動かないと重心移動はできない・・・というのをレッスンでは試してもらいました。
③眼の使い方
長い間太極拳を学んでいる人でも、両目で手を見ていたりする。
両目で右手だけ見て、左手だけ見て・・・そんなことをすると体の中の引っ張り合いが起こらないので丹田もなくなってしまう。
なんか上手く体の中が繋がらない、と簡化24式の中のいくつかの動きを質問してきた生徒さんがいたが、体の中のつながりを得るには、右目と左目は別々に使う必要がある。単純に言えば、右眼で右手を、左目で左手を、たとえ本当に見ることができなくても、見ようとする。それだけで随分動きが変わる。
眼の使い方で頚椎、背骨の使われ方が変わる。
右から左を見るにはどのように眼を使うのか?
これもレッスンで試してもらいました。
④変顔
レッスンをしてると、変顔になったりすることがありますが・・・・
腰の王子の常套手段、変顔をしてみると、内側の気の流れが分かります。
今日は、気づいたら猪木の顎になっている生徒さんがいたけれど、これは、志村けんのアイーンの顎。これを使うと含胸で気を下ろす(横隔膜を下げる)感覚が分かります。
(これも参考動画あり。探し出したら載せます。)
⑤手、手首
これも適当過ぎ。手型は太極拳の大事な要素。今日のレッスンでは半ば強引に生徒さんのポンの手の形を作ってあげましたが、皆、え〜、こんなにキツいの〜? と驚いた感じ。普段使っていない関節を総動員する必要がある。
2024/12/14 <軸を通すことと軸足 マイケルと馮老師>
しばらくマイケルジャクソンの動画ばかり見ていたが、次第にその動きにはパターンがあって、それらはマイケルの身体が自然にそう動くからそうなっている、というのに気づいた。逆に言えば、マイケルのような身体でない人が真似をしようとするとぎこちなくなる。そういう身体ではないからだ。身体の在り方が身体の動きを決める、そんなことを思ったりした。
あと、ダンサーがマイケルのように踊れない大きな要因は、普通のダンサーはマイケルのように唄いながら踊らないからでは?あの発声、リズムの取り方、合いの手のような発声や、ポー!、全てが動きに影響を与えている。そしてなんといってもあの軸!裏声を多用することと大いに関係ありだと見た。
マイケルの動き、片足立の瞬間を見ると、アレっと思うことがしばしば。
左と真ん中のマイケルの片足立ち、不思議な感じがしませんか?
比較すればはっきりする。
普通の片足立は、右端の人のようなもの。
何が違う?
私がマイケルの画像を見た時、よくこのバランスでは片足を上げられるなぁ、さすがだ、と感心した。普通の人ならバランスがとれない。というのは、軸足に体重が乗り切っていないからだ。
普通は、右端の人のように、軸足に体重を乗せてもう片足を上げる。
が、ここが達人と普通の人の差。
軸足に体重を乗せてしまった画像を見ると動きが止まってる感があるのは否めない。
実は似たようなことを感じたことがある。
馮志強老師の動きだ。
2024/12/13 <軸、回旋、中正、含胸>
前回のマイケルジャクソンから間が空いてしまいましたが・・・。
きっと画像を比べて見ると本物とモノマネの違いがわかると思います。
モノマネの方は、どこか、キマッていない、と感じる。
理由は分からなくても直感的に分かってしまう、というのは面白い。
服装や顔はともかく、マイケルジャクソンのポーズを正確に真似できる人(一流ダンサーも含めて)がほとんどいないが、それは、”軸”、脊柱起立筋ではなく多裂筋を駆使した”捻りの軸”が真似できないからだ。
2024/12/8
いまさら、マイケルジャクソン!
鼠蹊部の隙間について説明していたらマイケルジャクソン、ポー!のポーズになってしまったのをきっかけに、彼の体の使い方を再確認中。
世の中にはそっくりさんがたくさんいるようですが、彼の動きを真似るのは不可能に近い。マイケルのバックダンサーよりもマイケルの方がダンスの質は格上だと昔から思っていたけれど、そもそも彼は"King of Dance "と呼ばれていたのですね。今になってそれを思い知るとは何と時代遅れ(苦笑)
ともあれ、
下の画像の中で偽物(ものまねの人)がどれか、分かってしまうと思うのですが、ポーズのキメ方に違いが出てくる身体の構造的な違いを説明できればと画像を見ています...