第四式 六封四閉 (liu feng si bi)

六封四閉は、自分を固く守って、最後は攻撃に転じる技です。

六封四閉の「封」は相手の技を封じるという意味、「閉」は自分の門を閉じて防御するという意味です。六、四はいたる方面ということを示しています。

両手を斜めに大きく開いてから閉じる動作(下の動作3)が、門を閉じるようでもあり、「封閉」という名前の由来にもなっているようです。

(封ずるのは、相手の手ー足・肘ー膝・肩ー胯の6部位(外三合)、閉めるのは自分の口、鼻、眼、耳の4つ(丹田に気を溜めるため)という説もあり)

 

第4式の動画 前面、そして背面です。

動作を4つに分けています。

<動作1> 丹田回しながら右手で打つ
<動作2> 丹田回しながら右方向へジー(推す)
<動作3> 大きなリュー(流す) (肘のリエ(逆関節技)を含む)
<動作4> 両手で右胯方向へアン


*掤ポン 、捋リュー、挤ジー、按アン ・・・四正手
 采ツァイ 、挒リエ 、肘ジョウ、靠カオ・・・四隅手
 太極拳の動作はこれら8つの力(八法)から成り立っています。
 こちらの馮志強老師の動画が参考になると思います。分からなければ練習の時に聞いて下さい。
 https://www.youtube.com/watch?v=HLBpdEOZfYQ

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『今日のメモ』毎日の練習は気づきの宝庫。太極拳の練習の成果が何に及ぶかは予測不可能。2012年9月〜のアーカイブは『練習メモアーカイブ』へ

練習のバイブル本

 『陳式太極拳入門』

   馮志強老師著

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2012/3/20

日本養生学会第13回大会で研究発表をしました。

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