陳式心意混元太極拳の魅力 

陳式心意混元太極拳とは

      

第18代陳式太極拳伝承人馮志強老師が、太極拳の達人である第17代伝承人の陳発科老師から学んだ陳式太極拳と、中国の気功の父と言われるである胡耀貞老師の心意拳(気功)に自らの研究を加えてまとめたもの。

武術の外功と気功の内功を併せて修練することを特色とします。

 

馮志強老師は以下のように述べています。

 

「身体の自身の力(内気)がなければ技術を磨いても技に威力はない。すなわち内気を育てるための内功(気功法)は武術の基礎となる。一方、内功のみの練習に偏り外功の練習を疎かにすれば、素早い身のこなしができず武術の技巧がなりたたない。だから武術の鍛錬もきちんと行わなければならない。」

 

内気の鍛錬法としての内功には、『太極混元功』(心意拳の混元内功を基にしたもの)と『陳式纏絲功*』(太極拳の纏絲理論を内功としてとりだしたもの)があります。

              * 纏絲(チャンスー)・・・絡み付くような動き

 

太極拳の練習としては、基本としての柔拳である24式と48式(従来の陳式太極拳第1路にあたるもの)の他、炮錐(陳式第2路)、器械(剣、刀、棒)、そして推手があります。    

 

                      

陳式心意混元太極拳の練習で得られる効果

 

強さとしなやかさ

 

太極拳は武術です。中でも太極拳の源流である「陳式太極拳」は武術の要素を色濃く残しています。ですからまずは「強さ」が要求されます。脆弱な身体と精神では敵に勝つことはできません。そして、臨機応変に対応できるための「しなやかさ」が必要とされます。これも身体、精神双方に及ぶものです。

陳式太極拳の練習によって心身の真の「強さ」と「しなやかさ」を身に着けることは生きていく上での強力な武器になります。

 

身体の構造に合った合理的な無駄のない動き

 

 武術ですから余計な動きをしていたのではスキをつかれてしまいます。最も無駄のない合理的な動きとして編み出されています。身体に負担をかけないようにしながら、素早く動いたり、力を発することができるようにします。スポーツをして身体を傷めてしまうことはよくあることですが、太極拳を学ぶことによって、傷めない身体の使い方を習得することができます。 

 

意識の拡大・集中力

 

背後から敵が急に表れても瞬時に対応ができる程に身体のすみずみまで意識をめぐらすことを目標とします。全身を敏感にし、頭や目だけに頼って生活しがちな私達が、本来の自然な人間のあるべき姿に戻ることを促します。意識を身体全体に置くことで心の安寧が得られるとともに、集中力を養い、ぶれない身体と精神の獲得 が可能になります。

 

養生、病気の治療

 

武術である太極拳の技に威力があるためには、まず何と言っても本人が健康でなければなりません。そのため、古来から武術家は中医学に基礎を置いた養生法をよく研究してきました。結果として太極拳はその中に陰陽哲学や八卦理論などを盛り込んだ奥の深いものになりました。

また、太極拳では『力』を使わず『気』の威力を使うので、その大事な練習である『気』を練り『気』を導くこと自体が、病気の治療や養生のための気功法となっています。

太極拳と気功の関係について次のような言葉があります。

「太極拳の老師は必ず気功の老師である。しかし、気功の老師だからといって必ずしも太極拳の老師とは言えない。」

すなわち、太極拳をするためには必ず養生法である気功法を知らなければならないということです。実際太極拳の練習では、套路(太極拳の型)を練習する時間がなくても、気功法である「内功」(静功及び動功)は毎日練習することが要求されます。

 

日常生活における応用力

 

太極拳の練習は養生法でもあることから、日常生活においても練習の際に学んだことを積極的に使っていくようにします。「坐立行臥不離開練功」(座っても、立っても、歩いても、寝ていても、練習から離れてはならない)というのはよく言われる言葉です。

掃除をしたり、パソコンに向かっていたり、台所仕事をしていたり・・・と、どんな場面においても、気を丹田に沈め、身体の力を抜いて中心軸を通し、丹田から末端に向かう気の流れによって身体が動くようにするならば、それだけで立派な練習になります。また、そのようにして生まれた動作には自然な優雅さがあります。何時も落ち着いて取り乱さず、中心を保ったまま生活できるようになれば真の達人と言えるでしょう!

 

 

陳式心意混元太極拳48式より (劉紅旗 老師)

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練習のバイブル本

 『陳式太極拳入門』

       馮志強老師著

ようせいフォーラム2017プログラム
3月4日(土)にパネリストとして参加しました。
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2012/3/20

日本養生学会第13回大会で研究発表をしました。

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